不正行為のモニタリング

Google は、AI の責任ある開発と使用に取り組んでいます。Gemini API の安全性と完全性を確保するため、Google はこれらのポリシー ガイドラインを作成しました。Gemini API を使用すると、以下のガイドライン、Gemini API 追加利用規約、生成 AI の使用禁止に関するポリシーに同意したことになります。

不正使用のモニタリング方法

Google の Trust & Safety チームは、自動プロセスと手動プロセスを組み合わせて、Gemini API の不正使用の可能性を検出し、ポリシーを適用しています。

  • 自動検出: 自動システムが API の使用をスキャンし、ヘイトスピーチ、ハラスメント、露骨な性表現、危険なコンテンツなど、Google の使用禁止に関するポリシーに違反しているかどうかを確認します。
  • 手動検出: プロジェクトで不審なアクティビティが継続的に発生している場合は、Google の認定担当者による手動審査のために報告されることがあります。

データの取り扱い方法

不正使用のモニタリングに役立てるため、Google は次のデータを 55 日間保持します。

  • プロンプト: API に送信するテキスト プロンプト。
  • コンテキスト情報: プロンプトとともに提供される追加のコンテキスト。
  • 出力: Gemini API によって生成されたレスポンス。

潜在的な問題の調査方法

上記の安全フィルタと不正行為検出システムによってプロンプトまたはモデル出力が報告された場合、Google の承認済み社員は報告されたコンテンツを評価し、事前定義されたガイドラインとポリシーに基づいて分類または判定を確認または修正する場合があります。データにアクセスして人間によるレビューを行うことができるのは、内部ガバナンス評価とレビュー管理プラットフォームを介して、Google の認定社員のみです。不正使用モニタリングのためにデータがログに記録される場合、そのデータはポリシーの適用目的でのみ使用され、AI/ML モデルのトレーニングやファインチューニングには使用されません。

ポリシー遵守に関する Google の取り組み

Gemini の使用が Google のポリシーに準拠していない場合は、次の措置が講じられることがあります。

  • お問い合わせ: ユースケースを把握し、使用方法をコンプライアンスに準拠させる方法を検討するため、Google からメールで連絡することがあります。
  • 一時的な使用量の上限: Gemini API へのアクセスが制限される場合があります。
  • 一時的な停止: Gemini API へのアクセスが一時的に停止される場合があります。
  • アカウントの強制停止: 最終手段として、重大な違反があった場合は、Gemini API やその他の Google サービスへのアクセスを恒久的に停止することがあります。

範囲

これらのポリシー ガイドラインは、Gemini API と AI Studio の使用に適用されます。