Gemini API には、ベースモデルに加えて、利用規約で定義されているように、プレビュー版で利用可能な試験運用版モデルも用意されています。つまり、本番環境での使用は想定されていません。Google は、フィードバックの収集、最新のアップデートを迅速に開発者に提供すること、Google のイノベーションのペースを強調することを目的として、試験運用版モデルをリリースしています。試験運用版のリリースから得られた知見は、モデルをより広範にリリースする方法に反映されます。試験運用版モデルは、事前の通知なく別のモデルと置き換わる可能性があります。試験運用版モデルは、将来的に安定版モデルになるとは限りません。
試験運用版モデルを使用する
Gemini API の試験運用版モデルは、すべてのユーザーが利用できます。試験運用版モデルは、Gemini API を使用してコード内で直接使用することも、Google AI Studio で使用することもできます。
Gemini API
試験運用版モデルを使用するには、生成モデルを初期化するときにモデルコードを指定します。次に例を示します。
model = genai.GenerativeModel(model_name="gemini-exp-1121")
AI Studio
[設定] ペインの [モデル] プルダウン メニューで、使用する試験運用版モデルのモデルコードを選択します。試験運用版モデルは、プルダウン メニューに [プレビュー] と表示されます。
使用可能なモデル
モデルコード | ベースモデル | ハイライト | リリース日 |
---|---|---|---|
gemini-exp-1121 |
Gemini | コーディング、推論、ビジョン機能の向上 | 2024 年 11 月 21 日 |
gemini-exp-1114 |
Gemini | 品質の向上 | 2024 年 11 月 14 日 |
learnlm-1.5-pro-experimental |
LearnLM 1.5 Pro 試験運用版 |
入力: 音声、画像、動画、テキスト
出力: テキスト |
2024 年 11 月 19 日 |
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