MediaPipe Studio は、アプリケーションのオンデバイス ML モデルとパイプラインを評価してカスタマイズするためのウェブベースのアプリケーションです。このアプリでは、独自のデータやカスタマイズされた独自の ML モデルを使用して、ブラウザで MediaPipe ソリューションをすばやくテストできます。各ソリューションのデモでは、結果の総数、レポート結果の最小信頼度しきい値などのモデル設定を試すこともできます。
このページでは、MediaPipe Studio でソリューションを使用する際の簡単な手順について説明します。
図 1. MediaPipe Studio アプリケーションのホームページ。
カスタムモデル
カスタマイズしたモデルを MediaPipe で使用するには、[モデルの選択] オプションで [モデルファイルを選択] を選択し、ファイル ストレージからモデルを選択します(スクリーンショットを参照)。
選択するモデルは、使用する MediaPipe Tasks API のモデル入出力要件に準拠し、互換性のあるモデル メタデータが含まれている必要があります。MediaPipe Tasks API で使用する独自のモデルを作成する最も簡単な方法は、MediaPipe Model Maker ツールを使用して、独自のデータで互換性のあるソリューション モデルを変更することです。詳しくは、MediaPipe Model Maker をご覧ください。
カスタム入力データ
MediaPipe Studio の各ソリューション ページで独自のデータを使用できます。テキストベースのタスクの場合は、表示されたフィールドにテキストを入力できます。Vision タスクでは、入力としてウェブカメラを使用できます。また、以下に示すように、プルダウン メニューの [Choose an image file] オプションを使用して画像をアップロードすることもできます。
始める
MediaPipe Studio の使用を開始するには、画像分類などのソリューション デモのいずれかを実行します。その後、関連するデベロッパー ガイドに沿って、この機能を独自のアプリケーションに組み込みます。