このページでは、Colab で Gemma を使用するための設定手順について説明します。一部の手順は他の開発環境でも同様です。
Gemma にアクセスする
Gemma を初めて使用する前に、Kaggle からモデルへのアクセスをリクエストする必要があります。プロセスの一環として、Kaggle アカウントを使用して Gemma の利用ポリシーとライセンス規約に同意する必要があります。
Kaggle アカウントをお持ちでない場合は、kaggle.com で登録してから、次の手順を完了します。
- Gemma モデルカードに移動し、[アクセス権をリクエスト] を選択します。
- 同意フォームに記入し、利用規約に同意します。
Colab ランタイムを選択
Colab のチュートリアルを完了するには、Gemma モデルを実行するための十分なリソースを備えた Colab ランタイムが必要です。始めるには、T4 GPU を使用します。
- Colab ウィンドウの右上で、[その他の接続オプション] を選択します。
- [ランタイムのタイプを変更] を選択します。
- [ハードウェア アクセラレータ] で [T4 GPU] を選択します。
API キーを設定する
Gemma を使用するには、Kaggle ユーザー名と Kaggle API キーを指定する必要があります。これらの値を生成して構成する手順は次のとおりです。
- Kaggle API キーを生成するには、Kaggle ユーザー プロフィールの [Account] タブに移動し、[Create New Token] を選択します。これにより、API 認証情報を含む
kaggle.json
ファイルのダウンロードがトリガーされます。 テキスト エディタで
kaggle.json
を開きます。内容は次のようになります。{"username":"your_username","key":"012345678abcdef012345678abcdef1a"}
Colab で、[Secret(↘)] を選択し、Kaggle ユーザー名と Kaggle API キーを追加します。ユーザー名を
KAGGLE_USERNAME
という名前で保存し、API キーをKAGGLE_KEY
という名前で保存します。
これで、Colab の残りの設定手順を完了する準備が整いました。Colab のチュートリアルを使用している場合は、Colab に移動して環境変数を設定します。